自分でシロアリを駆除する人は要チェック！シロアリ完全除去への道 | シロアリ駆除・予防が必要なら日本全国受付対応のシロアリ駆除お助け隊まで

 

あなたはシロアリについてきちんとした知識を持っていますか？うちは大丈夫と思っている人もいるかもしれませんが、シロアリ被害はとても多くの人が頭を抱えている身近な問題です。シロアリの被害は放っておくと、ちゃくちゃくと深刻になっていくので早めに対策しておきたいですよね。

そこで今回はシロアリ駆除について自分でおこなうやり方や注意点、業者に依頼する際に気をつけるポイントについてご紹介していきます。

 

 

自分でシロアリを駆除をする際、これだけは理解しておきたい

シロアリが危険とはよく聞くけれど「うちは大丈夫なの？」「そもそもシロアリって何が危険なの？」と感じる方も多いでしょう。

「うちは大丈夫」と思って放置してしまう方もいるかもしれませんが、シロアリの被害は深刻で、気づいたころには大変なことにもなりかねません。

そこで、以下ではシロアリについて最低限理解しておきたいポイントを解説します。

 

シロアリによる被害の深刻さは目に見えない

日常生活の中で、「なんだか床がぶかぶかする」「扉などの建てつけが悪くなった」なんて感じたことはありませんか？その原因は、もしかしたらシロアリが家にひそんでいるからかもしれません。

シロアリの集団は数が多く、目に見えないところで活動しているので、「うちは大丈夫」と思って放っておくとあっという間に事態が悪化してしまうおそれがあります。

最悪の場合、家が倒壊してしまったり、近隣に被害がおよんでしまったりすることもあるので、早めに対処しておくことが必要なのです。

 

シロアリの巣を完全除去できなければ、被害は止まらない

シロアリの大半は目に見えないところで活動しており、確認できる被害はごく一部なので、除去したと思っても完全に除去できていないこともあります。

 

被害がひどいようなら、業者に駆除を依頼するのがベスト

素人では被害の「ごく一部」しか見えなかったり、慣れない床下の作業をしなければならなかったりしますので、シロアリ駆除をするには注意が必要です。

もし、シロアリに侵食されているとはっきりわかるようであれば、業者に駆除を依頼するのがいいでしょう。

 

自分でシロアリを駆除する一般的な方法

 

シロアリがいるかもしれないけれど、業者に依頼したらお金がかかるし……。と思い、シロアリ駆除をついつい先延ばしにしてしまう方もいるかもしれません。

被害が小さいうちなら素人でも駆除が可能です。「シロアリがいるかもしれない」程度であれば自分で駆除にチャレンジしてみましょう。

以下では、自分で駆除をする方法について詳しく解説していきたいと思います。

 

ベイト工法

シロアリを自分で駆除する方法は大きく分けて２つありますが、自分で行うシロアリ駆除としてオススメなのはベイト工法という方法です。

ベイト工法は、ベイト剤という毒入りのエサをシロアリに食べさせることで駆除する工法です。

建物の状況にもよりますが、ベイト工法はメリットがとても多いことで知られています。ベイト工法の3つのメリットを以下にまとめました。

 

・駆除するのが簡単

ベイト工法の一番の特徴といえば、駆除するのが簡単な点ではないでしょうか。ベイト工法で使用するベイト剤は量販店やネットで簡単に購入できますし、駆除方法も簡単で家の周りにベイト剤入りの筒を埋め込むだけとなっています。

 

・シロアリを完全に駆除することができる

シロアリはよいエサを見つけると巣へ持ち運ぶ習性があります。そのため巣の中のシロアリを完全に駆除することができます。

 

・小さなお子様やペットのいるご家庭でも安心

ベイト工法は、家の周りに筒を埋め込むだけですので、小さなお子様やペットのいるご家庭でも安心して使うことができます。

しかし、ベイト工法にはデメリットもあります。ベイト剤に用いるエサは効果が表れるのが遅いという点と定期的な点検、メンテナンスが必要になるため費用がかさんでしまう点です。

「シロアリをすぐに駆除したい」「費用をなるべく抑えたい」と思うのであれば、次に紹介するバリア工法がオススメです。

 

バリア工法

ベイト法とは違い、即効性があるのがバリア工法という駆除方法です。バリア工法とは、床下や柱などの巣の侵入ルートに薬剤を塗り付けたり、穴を開けて薬剤を流し込んだりしてシロアリを駆除する方法です。まずはバリア工法のメリットを以下でご紹介します。

 

・シロアリを早期に駆除できる

バリア工法で使用する薬剤は即効性があるので、シロアリを早期に駆除することができます。どうしてもすぐにシロアリを除去したいのであればオススメの方法です。

 

・床下木材の腐食の予防効果がある

柱などの木材の中に直接薬剤を流し込む場合は、木材の中まで薬剤が浸透するので木材の中のシロアリによる腐食を予防することができます。

 

・費用が比較的安く済む

ベイト工法に比べ、薬剤を一度撒いておけば定期的なメンテナンスは必要がないため、価格をかなり抑えることができます。費用を安く抑えたい方にはベイト工法での駆除がよいでしょう。

ただ、バリア工法は床下にもぐったり、ドリルで穴を開けたりする必要があり、素人には難しい作業があります。少しでも不安な方は業者に依頼するのがオススメです。

 

ここまでベイト工法とバリア工法の2つの方法をご紹介してきましたが、自分で駆除する場合にはそれぞれのメリット、デメリットを考えたうえで自分に合った方法を選ぶようにしましょう。

 

そのほかのシロアリ駆除に役立つアイテム

これまで紹介してきた２つの方法以外にもシロアリ駆除に役立つアイテムがあります。プロに頼む前にこれらの方法を試してみてもいいかもしれません。

 

スプレー剤やホウ酸、木酢液などなど

・スプレー剤

量販店などでシロアリ用のスプレー剤を見たことがある方もいるのではないでしょうか。スプレー剤もシロアリ駆除に役立つアイテムとして知られています。スプレー剤は即効性があるので目の前のシロアリを駆除したいときに使うとよいでしょう。

 

・ホウ酸

ホウ酸はホウ素の力を使って駆除することができます。ホウ素は目薬などにも使用されているほど安全性が高く、正しく使えば効果を期待できます。ただ、水に溶けやすいので雨がかからないようにする必要があります。

 

・木酢液

昔からシロアリ駆除の方法として知られているのが木酢液を使う方法です。シロアリに直接かけたり摂取させたりすることで殺虫することができます。ただシロアリ対策用につくられた薬品と比較すると、効果が薄くなってしまうかもしれません。

 

シロアリを駆除する前に！自分の身は自分で守ろう

 

バリア工法などで床下に入る場合は、危険が伴うこともあります。以下に安全面で注意すべき点をまとめてみたので参考にしていただければと思います。

 

マスク、防護服、手袋などなど

服装についての注意点は以下の通りです。

・頭巾（頭につけて頭部を保護）

・マスク

・ゴーグル

・タオル（首に巻いて首を保護）

・長袖、長ズボン

・軍手

・肘、ひざなどのプロテクター

・はきなれた靴（運動靴）

 

実際に床下で作業する際の注意点は以下の通りです。

・点検は一人ではおこなわない

・体調が悪いとき時はやらない

・真夏や真冬の調査は避ける

・無理に狭いところに侵入しない

 

家を守るためには、プロの手を借りることも大事な選択です

駆除業者に任せるメリット

これまで自分で駆除する方法をご紹介してきましたが、自分でやるには大変そう……と感じた方も多いのではないでしょうか。

また、せっかく大変な思いをして駆除をしても、シロアリが完全に駆除できていなかったら残念ですよね。また、駆除方法は試したけれどちゃんとできているか不安……と思う人もいるかもしれません。そこで、専門の業者に依頼することも大事な選択だといえます。

業者は専門的な知識でシロアリを完全に駆除してくれます。しっかりとした技術を持った業者に依頼し、シロアリを駆除してもらうのがオススメです。

 

気になる費用のこと。相見積りで相場観を身につけよう！

業者に頼むとなったら、大事になってくるのは費用のことですよね。シロアリの費用がだいたいどれくらいになるのか理解するために、複数の業者から相見積もりをすることをおすすめします。

費用の相場観を養うとともに、もっともコスパがいい業者を選択してシロアリを駆除するようにしましょう。

 

まとめ

今回はシロアリを自分で駆除したい場合の方法と注意点、業者に依頼するときのポイントなどを解説してきました。

自分で駆除をする場合には主にベイト工法とバリア工法がありますが、素人でも簡単にできる方法としてはベイト方法がオススメです。バリア工法はすぐにシロアリを除去したい場合に使うようにしましょう。

それぞれメリット、デメリットを理解したうえで自分に合った方法で駆除をおこないましょう。また、自分でおこなう場合には安全面に十分に配慮するように気をつけるといいですね。

被害が大きくなってしまった場合や自分で駆除するのが不安だという方は業者に依頼する方法もあります。被害が深刻化してしまう前に、正しい方法で対策をとるようにしたいですね。